Be Honest
自己理解

自分に悩んでしまう人ほど、カウンセリングを学ぶことを勧めたい

あなたは自分で自分を貶めたり、できもしない自分にガッカリしたりするクセはないだろうか。

自分はダメな人間だ。そう言って自分の容姿や発言、行動などを振り返っては後悔の念にかられ、ますます落ち込んでいく。程度の差はあれ誰しもが経験し、またふとした時にそんな自分が顔を出すことがあるだろう。

くよくよしているあなたに、最初は周りの人も声をかけて慰めてくれるかもしれない。もしかしたらあなたはそういった形で他人からの承認や愛情を求めているのかもしれない。でも他人の承認や愛情はいつまでも続くとは限らない、それは家族でさえ。

もらえるだけの承認や愛情、慰めを貰ったら(いや貰えなくても)、結局はどこかで自分自身で気持ちを切り替えたり、どうしようもない自分の存在を諦めたり、放棄したりする。悩んだり、落ち込んだりするのはとてもエネルギーを使う。疲れるし、なにより大概は非生産的な時間だ。

「こんなことばかり言ってても仕様がない。」そういうことだ。

あなたが自分自身について悩んだり落ち込んだりするのが好きで、また慰めという形で他人から施しを受けたいのなら、まあそれは好きにすれば良いのだけれど、一応ここでは前向きに、どうしたら早くその状態を脱することができるかを考えたい。

人が抱える悩みや葛藤、困り事を対話を通じて解決に導くやりとりをカウンセリングという。

主に心理面における知識や対話の技術を持った専門家がカウンセラーとなり、簡単に言うと話を聞いてくれる。対話を通じて相談者(クライアント)との信頼関係を築き、問題解決に向けた助言や指導を行う。

このページを見た人はきっと悩んでいて、そして何とか解決の糸口を探しているのだろう。

カウンセリングに解決の可能性を感じるのであれば、一度そのドアを叩いてみるのは良い選択だ。

それとは別に、私がはあなた自身がカウンセリングの知識を身につけることを勧めたい。

カウンセリングの目的はクライアントの悩みや困り事を解決することだ。自分自身をカウンセリングというと語弊があるが、どのようなプロセスで心を解きほぐしていくかという知識は知っておいて損はない。

そして自分がカウンセリングを必要とする状態だと感じた時には、カウンセラーとしての第三者の視点で俯瞰してみると良い。

何か一つのことで頭がいっぱいの時は、視界が狭くなっている。自分を客観視するだけでも、かなり状態は改善するものだ。